- 阿部 祐子
- 安保 翔平
いのちをもつぼくらは動き、彷徨い、不満を糧とする。
生命の建築体。
- 「ground skin」/井本 由衣子
地面の起伏というシンプルなデザイン操作で
視線が自由に回遊できる空間をつくった。
いまの都市のド真ん中には決まった機能が入っている建物よりも、
もっと自由でこの先さまざまな機能に対応できる緑あふれる空き地が必要だとおもった。
なので敷地とした仙川駅の駅前(20m×240m)の旧市街と新市街の境目に、
互いを回遊できる空間を"空き地"としてデザインした。
- 「Caz」/岩崎 有吏子
廊下を場として使うことで生まれてくコミュニケーションの場のこと、リハビリを日常の生活のなかで行うことの出来る場の必要性のこと
デイサービスに通うのを拒む祖母を見たことがきっかけになり、以上に着目し、充実した楽しい余生を過ごすことの出来る場としてデイサービスとケアハウスを提案しました。
- 「断面から考える都市型集落」/金指 有美
本計画では平面からは見えない光景•空間の抜け•
つながりをスタディし、それらをつなげ敷地に適応した建築の
提案をする。敷地はお茶の水駅沿いの雑居ビル群で、ここに既
存の機能をいかし+αした都市型集落を作る。
- 「」/倉坂 匠
- 「混ざりあう生活 そして、そこから生まれるもの」/洪 友理
日本の住宅地は、現在、『土地不足』という問題を抱えている。
私は、住宅地を形成している『街区』に注目した。
品川区の密集した住宅地に11世帯の集合住宅を設計した。
- 「タイトル」/佐久間 真唯
現在の都市における住居群は、個々の住宅が並列し、はっきりと区画分けされ、
個々の空間までもがはっきりと区別されていく。そんなまちの中に、個々の領域が
グラデーション化し、やわらかに混ざり合う住空間をつくりたい。外と中、空間の
緩急で生まれた一体感が連続的になることによって、自己の空間という意識を、
壁の内側にとどまらず緩やかに広げていく。
- 「日と月」/田村 尚志
人はそもそもアクティブな存在であると考える。
風が強い時や雨が 急に降ってきた場合もそれに対応できる場所を見つける。
また考え事をするとき、休憩したい場合も同様に身の周りの環境か らそれに合った場所を探す。
つまり自分の行動や行為に相応しい環境を持った場所を選ぶ。
それらを緩めたり解放するような余地のある建物が人や都市や自然 にどのような影響を与えるかをテーマとした。
- 「空間をまとう」/萩野 有紀
建築と衣服は、「人を包むもの」として、共通する。
衣服は、きれいな服を着ると、気分もはずみうれしくなるように、人の感情や動きに影響を与える。
建築においても、衣服のように機能や利便性を超えて、人の感情に作用するような、空間をまとい、人に近い建築を提案する。
機能は、アーティストたちのアトリエとギャラリーを持つ、川沿いの散歩道である。
- 「震える教会」/橋本 直樹
敷地は神奈川県秦野市にある震生湖、関東大震災で生まれた湖。
湖を廻りながら、建物を巡りながら、自然の力を感じてほしい。
- 「神奈川県平塚海洋大学」/ヒョン ジュハク
•街と大学の組み合わせによって住宅地と公園そして工場の人々まで共有できる。
•スーパー堤防を造ることによって街とつながってるキャンパスから自然に川につながり、あまりにも使われてない川の公園まで使える。
•大学の機能によって分離する(市民と共有できる空間、研究の空間)
- 「向こう側の世界へ」/丸茂 公佑
今自分が立っているこの場所。そして向こう側に見える世界。
それらをつなぐ運河。空。そして船が、向こう側の世界へと私たちを誘う。
この船着場は、都市のスキマに表れたそんなひとつの場面(シーン)を演出する"舞台"である。
- 「パブリックシアター」/宮崎 絢子
舞台芸術の普及を目的にするまちに開いた新しい公会堂(劇場)を吉祥寺に提案する。
住宅地と公園とを結ぶ階段のオープンスペースから突出した部屋空間は、利用者と一般人をつなぐきっかけをつくっている。
- 「すきまの先」/森 藍子
下町の谷中に建つ小さな美術館と、そこで働く人たちのための住宅を計画した。
訪れる人々は、空間体験を通して建築の外形を把握する。
すきまの先に、あらかじめわかることない楽しみを持つ空間を提案したいと考えた。
- 「歌舞伎町No.60」/ヤン ジヘ
歌舞伎町No.60は画家モンドリアンの作品をモチーフに
した歌舞伎町に建つ老人ホームでモンドリアンの過去の彼の作品から
現代の作品になるまでの彼の精神的な変化さを老人の人生に
持ち込み、老人社会に新しい可能性を生み出す。